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オンラインの数学ゲームで数学の授業が変わる？！
By デニス ボーチャンド | 2009年 1月 29日
これからの数学の授業は、オンラインの数学ゲーム「Lure of the Labyrinth」の登場で様変わりするかもしれない。中学校レベルの代数の基礎を教えることを意識して開発されたこのゲームは、ハイテク好きの生徒たちを、いかにも現代的な新しい手法で魅了しそうだ。
Lure of the Labyrinthは、Maryland Public Television（MPT）が、マサチューセッツ工科大学（MIT）が支援する「Education Arcade」と教育関連メディアの開発を手がけるFableVisionの協力を受けて制作したもの。ゲーム理論ならびに最先端のゲーム設計に関する最新の調査結果を応用し、生徒全員が自分の能力の程度に関わらず数学を学べるよう支援する、無料で利用できる強力な学習ツールとなっている。
Lure of the Labyrinthには、MPTのK-12（幼稚園から高校までの）向け教育ウェブサイト「Thinkport」から無料でアクセスできる。
Lure of the Labyrinthは、夢中になれるデジタルゲームの特性を生かして、様々なレベルのパズル遊びに面白いストーリー展開を組み合わせ、比率（分数と比）、変数と方程式、および数と演算など、代数の基礎に関するたくさんの重要項目が学習できるよう設計されている。
ストーリーはこうだ。生徒たちが行方不明になったペット救出の使命を帯びて薄暗い工場に突入すると、突然その地下にモンスターの住む世界が現われる。生徒たちは、（アバター使って）モンスターになりすまし、数学の問題を解きながら、最後にはペットを救い出す。
Lure of the Labyrinthは、1人でも複数でもプレイでき、すべての生徒が学習成果をあげられるように設計されている。オンラインのコミュニケーション・デバイスの活用により、プレイヤー同士が互いにアイデアやゲーム戦略を交換できるようになるとともに、コラボレーション型のゲームプレイが促進され、21世紀を生きるのに必要なスキルの修得にもつながる。
Topics: ウェブ |
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