« ビデオ検索の「Dabble.com」、サービス開始から1周年 | Home | Plaxo、新世代のソーシャルネットワーク「Pulse」を公開 »
Amazon.comがAmie Streetに出資
By ミニック リベラ | 2007年 8月 7日
需要に基づいて価格を決定するという独特のシステムを持つ新しいデジタル・ミュージック・ストアのAmie Streetは、Amazon.comの主導で資金調達の「シリーズA」ラウンドを完了したと発表した。
Amie Streetは、ソーシャル・ネットワーク(SNS)を利用して楽曲のプロモーションを行なう初めてのデジタル・ミュージック・ストアで、コミュニティ・メンバーの力を借りて新曲を探し出し、売り込み、価格を決定する。このストアでは、すべての楽曲が0セントからスタートし、ダウンロード数が多くなれば価格は最高で98セントまで上昇する。
メンバーは、気に入った曲を友人に推奨すると、Amie Streetの楽曲購入に使えるクレジットが受け取れる。また、推奨した曲の人気が上がれば、貰えるクレジットも増える。
AmieStreet.comの共同設立者でCEO(最高経営責任者)を務めるElliott Breece氏は次のように語っている。「Amie Streetは、音楽の購入をもっとSNS的で楽しいものにすべきだという発想から生まれた。そして、そこから生まれたAmie Streetのコミュニティは音楽市場を、消費者によって楽曲の人気や価値が決まる市場に変えようとしている。Amazon.comの支援を受けて、音楽の消費者を支援できることに興奮している」
なお、Amazon.comの出資額および出資条件は明らかになっていない。
Topics: ベンチャー・キャピタル, オンライン・ミュージック |
Comments are closed.