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予測:2008年はオンライン広告主が優れたツールと手法を利用できる年に
By レオ ブランコ | 2007年 12月 20日
シカゴに拠点を置く双方向マーケティング・エージェンシーで、オンラインメディアの扱いにも卓越しているPerformance Communications Group(PCG)の予測によると、2008年はオンライン広告主にとって良い年で、より優れた手法と新しいツールを使い、効果的なキャンペーンを実施できるようになるとのことだ。以下に同社の予測のいくつかを紹介する。
- インテリジェントなバナー広告によって、キャンペーン管理のまずさへの不満が軽減される。メディアを購入して広告を出し、自分の予算がいつどこで、どのような理由で使われているかについて情報公開を求める広告主は、よりインテリジェントで、優れたマルチメディア手法を使い、確実なデータ収集システムを組み込んだ新世代のバナー広告に期待を寄せることになるだろう。
- オンライン広告はソーシャル広告へと発展する。当初は問題があったものの、今やFacebookは、オンライン広告の新たな進化の鍵を握る存在となっている。ソーシャル・ネットワークのメンバーと広告主を結びつけることで、Facebookはメンバー自身が製品を宣伝するというシステムを作り出している。個人が推奨することによる効果を期待できる口コミ広告は、前々から広告の理想形とされてはいるが、予測も価値を見積もることも難しい。
- 間接的な配信形態が、ビデオ媒体の利用において主流となる。iTunesとYouTubeが直接的なビデオ配信市場で隆盛をきわめたことにより、ビデオは2007年のホットな話題となった。しかし、多くの企業がRSSやビデオ・ウェブサービスを活用しはじめると、こうした間接的なビデオ配信の形態がオンラインでのビデオ視聴手段として支配的になっていくだろう。
冒頭のflickr画像は、firefox out of the boxによって作成された。
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