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イラン当局、反イスラム的という理由でインターネット・カフェを次々と摘発
By レオ ブランコ | 2007年 12月 20日
イランではオンラインの検閲が強化されており、テヘラン警察はこのほど、ますます不道徳で不適切になるオンライン・コンテンツを取り締まるため、430以上のインターネット・カフェの強制捜査を行なった。
およそ25のインターネット・カフェがすでに閉鎖に追い込まれており、他にも170ものインターネット・カフェが、「不道徳な内容のゲームの利用およびみだらな画像の保存」を理由に閉鎖させられかねない状況になっている。
イラン当局がこうしたコンテンツを反イスラム的とみなしている一方で、一連の摘発作戦がターゲットにしているのは、ポルノのコンテンツや不道徳なウェブサイトだけではないと、店のオーナーやイラン人のフリージャーナリストらは考えている。むしろ、これは政治的なサイトやブログ、反体制的なニュースを検閲するための大々的な作戦で、その目的は、社会的また知的な自由を制限することにあるというのだ。
中国と同様にイラン当局も、自国の文化を守り反乱の芽を摘むためにはインターネットを検閲してかまわないと考えているのかもしれない。オンラインで入手できるシンプルな無償のテクノロジーを使えば、こういったフィルターはいくらでもくぐり抜けられるということに、彼らはたぶん気付いていないのだろう。
RadioFreeEuropeの記事を参考にした。
画像はTechFreepより。
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