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comScoreがオンライン広告を詳細に分析する新サービスを開始
By デニス ボーチャンド | 2007年 9月 27日
デジタル世界の分析をリードするcomScoreは9月24日(米国時間)、オンライン広告の分野にメスを入れる新サービス、「comScore Ad Metrix Publisher」の開始を発表した。Ad Metrix Publisherは、ディスプレイ広告がインターネットで実際に視聴されているサイトと、広告に触れている人々の特徴を報告する。対象は、スタティック広告、リッチメディア/インタラクティブ広告など、米国市場で展開されているあらゆるタイプのディスプレイ広告だ。
「Ad Metrixスイートの新サービス、comScore Ad Metrix Publisherは、ディスプレイ広告の数を正確に計測し、広告の視聴を実際のウェブユーザーに結びつける初めてのオンライン広告分析サービスだ」と、comScoreの広告ソリューション担当バイスプレジデント、Alistair Sutcliffe氏は言う。「オンライン広告計画を立てるために、広告到達率や広告視聴回数、広告視聴者の構成を理解することは、どんなメディア企業にとっても不可欠だ。Ad Metrixは、オンライン広告費の配分を最適化するツールを提供し、その取り組みを通じてメディアとしてのインターネットの意義をさらに確実に捉えられるようにしていく」
comScore Ad Metrix Publisherは、ディスプレイ広告を掲載しているサイトのインプレッション数と広告到達率、個々のサイトにおける広告到達率/広告視聴回数および延べ到達率(GRP)に基づく、どういう対象に広告が送り届けられたかという分析、そして時間の経過とともにインプレッションとシェア・トレンドがどのように変化したかについて報告する。
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