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Critical Media、放送局向けビデオ制作・配信プラットフォーム「Syndicaster」非公開ベータ版をリリース
By ミニック リベラ | 2007年 9月 27日
リアルタイムのビデオ検索および配信、情報サービスを提供するCritical Media[旧称Critical Mention]は9月24日(米国時間)、放送メディアコンテンツを短時間で作成し、関連するメタデータとテキストとともに配信できる、放送業界初の完全にウェブベースの無料プラットフォーム「Syndicaster」ベータ版の非公開リリースを発表した。
Critical Mediaの新しいBroadcaster Services Groupが運営するSyndicasterを利用すると、放送されたコンテンツを放送直後にウェブ上に持っていく作業が実に簡単になり、完全に検索可能な放送メディアコンテンツをさまざまなフォーマットで、ほぼリアルタイムで広範囲に配信できる。Syndicasterは、他のメタデータとともにテキスト化したデータを用意することによって、テキスト検索と同様のレベルでのビデオ検索を実現する。ベータ版は非公開だが、米国の放送局なら要請があれば資格に応じて、すぐに登録できるようになっている。
Syndicasterを利用すれば、放送局はハードウェア/ソフトウェア・ステーションに人員を配置する必要があるレガシー・ソリューションに依存しないですむ。これまでなら、ユーザー数に応じた更新ライセンス料が必要で、クリップを作成して配信するには、たいていその他にも料金がかかっていた。Syndicasterなら、他にハードウェアやソフトウェアは一切必要ないが、アクセスする際に無料ユーザーの名前とパスワードが求められる。社内または委託先の編集者はどこからでもログインでき、コンテンツの途中についても完全に検索可能なビデオクリップを作成したり、Critical Mediaの広告付きビデオ配信プラットフォーム「ClipSyndicate」のほか、自分の局や局グループのウェブサイトにビデオクリップをダウンロードしたりして、ただちに公開できる。
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