« BluetoothとWibreeを結びつけ、さらに小さな機器にもワイヤレス接続機能を | Home | Pringo Networks、fix8と提携してSNS向けの仮想キャラクタ制作ツールを提供 »
Crushpadがワイン作りのオンラインコミュニティを開設
By ミニック リベラ | 2007年 6月 14日
消費者が自分たちの手で運営するワイナリCrushpadは6月12日（米国時間）、オンラインコミュニティ「Crushnet.com」を開設したと発表した。消費者が集まって、自分たちのハウスワインを共同で作れるようにするためのサイトだ。ワインは、Crushpadがサンフランシスコに新設した敷地面積3160平方メートルのワイナリで製造し、コミュニティ内に配布して評価してもらうことができる。全米規模のコンペティションに出品することも可能だ。Crushnetは、全国に数百万人規模で存在するワイン好きの「ワインを作りたい」という情熱を、新しい形でオンラインの流れと結びつける。
Crushnet.comは、「Wine 2.0」と銘打った革新の最先端にあり、この呼称であやかった「Web 2.0」同様、個人を、単なる量産品の消費者ではなく、個性的な製品の生産者という位置づけに変える。ワインの愛好家はこれにより、ブドウ農家、ワイナリ、卸売業者、小売業者とつながる長い供給連鎖の末端ではなく、その生産力の中心に位置し、ワインのスタイルを決め、資本を提供することになる。場合によっては、自らオリジナルの贅沢なワインを作って権利を手にすることもできる。
Crushnet.comでディレクターを務めるAlan Baker氏は、「2004年にCrushpadを始めてから、個人あるいは少人数のグループでワインを作っているというクライアントを何千人と見てきた。Crushnet.comによってわれわれは、そうした人たちを結びつけ、ワイン・ファンの新たな勢いある流れを生み出すことができる。このうねりがワインという趣味を1段階上へと押し上げてくれるはずだ」と述べた。
Topics: ウェブ, オンライン・コミュニティ |
Comments are closed.
