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Internet Evolutionが新しいGUI「Wisdom of the Clouds」を開発
By レオ ブランコ | 2007年 12月 2日
インターネットの将来を研究することを目的とし、著名なインターネット専門家らの支持も得ているInternet Evolutionのようなサイトにとって、ときどきユニークなものを開発するのは非常にふさわしいことだ。
今回、Internet Evolutionが開発したのは「Wisdom of Clouds」というグラフィカル・ユーザー・インターフェース（GUI）だ。Internet Evolutionの主要コンテンツとして、80名を越す世界的な著名人がインターネットの将来を考察する記事を寄稿している「TinkerNet」というブログコーナーがあるが、Wisdom of Cloudsでは1つ1つの記事が雲塊として表されており、利用者はまるで雲間を飛び回るような感じで投稿記事を検索し、関心のあるブログを読むことができる。
Boeingの最高情報責任者（CIO）を務めるJohn Hinshaw氏、Craigslist.comを創設したCraig Newmark氏、バーチャル世界「Second Life」を開発/運営しているLinden Labの最高経営責任者（CEO）Philip Rosedale氏、米国防省のCIOであるJohn Grimes氏らがThinkerNetに寄稿している。
活気に満ちたThinkerNetには、毎日約3本のペースで新しいブログが掲載されており、Internet Evolutionの運営チームは、投稿された記事を整理するもっと効果的な新しい方法が必要だと感じていた。
新しいインターフェースをThe Wisdom of Cloudsと呼ぶ理由について、Internet Evolutionを創設した編集者のStephen Saunders氏は次のように述べている。
James Surowiecki氏の著書「The Wisdom of Crowds（邦題：『みんなの意見』は案外正しい）」への皮肉をこめたオマージュとして、新しいインターフェースを「The Wisdom of Clouds」と呼んでいる。われわれは「The Wisdom of Crowds」をまったくのナンセンスだと考えているからね。「ウェブ3.0」的インターフェースという言い方をしているのは、こう呼べば、インターネットに関するたわごとをあれこれ並べ立てている怪しげな専門家たち全員が、本当に嫌がると分かっているからだ。
Topics: インターネット |
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