« Rocketboom、blip.tvで配信開始 | Home | オンライン動画サービス企業のvSocial、第2ラウンド資金を調達 »
Microsoft、AP通信の動画配信向けに地域ビデオ広告機能を開発
By デニス ボーチャンド | 2007年 9月 26日
Microsoftは、Associated Press（AP）のビデオ配信サービス「AP Online Video Network（OVN）」向けに世界レベルのビデオ広告配信ソリューションを開発したと発表した。「MSN Video」と広告管理ツール「Atlas AdManager」を利用したソリューションで、APのメディア会員はウェブサイトで、地域コンテンツによる地域向け広告を配信・販売できるようになる。これはMicrosoftがaQuantiveを買収して以来、MSNとAtlasを使った初めての共同ソリューションで、買収でMicrosoftが新設した広告事業部門のAdvertiser and Publisher Solutions（APS）グループにとっては記念すべき仕事だ。
「ホワイトラベル」のMSN Videoプレーヤーを使い、ウェブ向けに制作されるAPの独自のコンテンツを売りとして、AP OVNでは世界最大の通信社による掘り下げた質の高いニュースを提供する。リーチするユニークビジターは6100万人に達し、供給を受ける加盟企業は全米で1800社を越える。新しいプラットフォームではAP OVNが地域動画広告を提供できるため、サウスカロライナ州チャールストンのWCBD-TVでもテネシー州ノックスビルのThe Knoxville News Sentinelでも、AP OVNの加盟企業はサイト視聴者と広告のマッチ度を高め、あらたな広告収入を生みだすことが可能になる。
Comments are closed.
