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PayPal、手軽にオンライン店舗を設置できる「Storefront Widget」をリリース
By レオ ブランコ | 2007年 12月 8日
オンライン決済サービスのPayPalは「Storefront Widget」をリリースした。これは、ブログやソーシャル・ネットワークのサイトなど、HTMLを使ったどんなサイトにでも、自分のオンライン店舗を設置できるようにするウィジェットだ。
電子商取引プラットフォームをシームレスに統合することにより、PayPalユーザーは自分の店を容易に設置し、宣伝し、売り込み、商品を販売できるようになる。このウィジェットによってトラフィックが増え、多くの出品者の売り上げ増につながることが期待される。
次のような機能はかなり便利だと思った。
- 店頭ディスプレイ–売り手はStorefront Widgetを通じて、すべての商品のサムネール画像を表示できる。買い手がマウスを商品の上に持っていくと、商品の拡大画像が表示される。
- 「売り切れ」商品の扱い–商品が売り切れになったとき、店頭から引っ込めるか、「売り切れ」ラベルをつけて表示しておくか、どちらかを指定できる。
「TypePad」との統合では、すでにワンクリックでブログの中にウィジェットを自動的に挿入できるようにしている。ただし、ウィジェットの設定には多少のコピー&ペースト作業が必要だ。
PayPalのブログには最初、MySpaceと統合可能だと書かれていたが、その後訂正された。MySpaceでは今のところStorefront Widgetを利用できないという。
また、決済処理は米ドルに限られるという制限もある。この点については、多少システムを手直しする必要がありそうだ。
PayPalblogを参考にした。
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