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comScore調査:アジア太平洋地域で最も人気のサイトはYahoo!
By リザ サンチェス | 2007年 7月 10日
調査会社のcomScoreが最近行なったインターネット利用実態の調査で、Yahoo!がGoogleとMSNを抑え、アジア太平洋地域で最もビジター数が多いサイトであることが判明した。
この調査は、アジア太平洋地域のインターネット利用に関する初めての包括的な調査で、中国、香港、インド、日本、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、韓国、台湾、オーストラリアの10カ国に配したパネル(調査回答者集団)の測定結果を比較している。これによると、アジア太平洋地域で5月にインターネットにアクセスした15歳以上のユーザーは2億8400万人近くに達した。月の平均利用日数は13.8日で、平均アクセス時間は月間約20時間だった。
この地域ではYahoo!が最も人気のあるサイトのようだ。調査対象である10カ国中の7カ国で上位3位に入っており、ライバルのGoogleやMSNを上回っている。これは、Yahoo!が各地域のニーズに合わせ、サイトをローカライズしているためかもしれない。ライバルのGoogleとMSNは、ローカライズに重点的に取り組んでいるとは言えない。
今回の調査について、comScoreでエグゼクティブ・バイスプレジデントを務めるボブ・アイビンス氏は次のようにコメントしている。「アジア太平洋地域という大きなマーケットでインターネットの利用が急速に拡大していることは誰もがわかっている。今回の調査が興味深いのは、インターネットの利用状況を一貫した測定方法で国別に比較でき、パソコンを使ったインターネット利用がどこで最も進んでいるのかがわかる点だ。今後も、この重要地域のオンライン動向に関して、さらなる洞察を提供していきたい」
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