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YouTubeが新しい埋め込み型ビデオプレーヤーをリリース
By リザ サンチェス | 2007年 6月 11日
YouTubeの埋め込み型ビデオプレーヤーが、簡単な操作で関連ビデオクリップをスクロール選択できる機能を内蔵した。
YouTubeプレーヤーの強化版新ユーザーインターフェースでは、下部のメニューボタンをクリックするだけで、画面下方に関連する一連のビデオクリップを表示する。サムネイルにマウスカーソルをかざすと拡大表示し、クリックすればそのビデオクリップを再生できる。これは時間の節約になり、視聴体験がより簡単かつ、より「楽しく」なる。旧版の埋め込み型プレーヤーでは、関連ビデオクリップを観るために、該当クリップを埋め込んだサイトから離れて、YouTubeのウェブブラウザに移動しなければならない。
新版埋め込みプレーヤーを紹介するYouTubeのブログには、「自分のサイトから離れることなく、新たな関連ビデオを発見し再生するのは楽しいことだ。再生ボタンを押してからビデオの上でちょっとマウスをかざし、そこに現れる魅力を実感しよう……」との記述がある。
興味深いことに、Search Engine JournalとZDNetの記事によれば、新しい埋め込み型プレーヤーは、ユーザーが投稿した関連ビデオクリップに混じり、関連性のある「Google Video Ads」も表示するそうだ。誰もが知っていて皆が愛する大手検索エンジンGoogleが、またしても金儲けのための賢い戦略を打ち出したといえる。YouTubeは、新プレーヤーの機能強化で、ユーザーに自分のサイトへビデオを埋め込む理由をさらに与えるだけでなく、広告主にはさらに広範な広告到達性をもたらす。
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