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Yahoo!が新しい検索プラットフォーム「Yahoo! Search BOSS」を公開
By デニス ボーチャンド | 2008年 7月 12日
Yahoo!は7月10日（米国時間）、新しいオープン・ウェブサービス・プラットフォーム「Yahoo! Search BOSS（Build Your Own Search Service）」を発表し、ベータ版のAPIとして提供を開始した。Yahoo! Search BOSSは、独自の検索技術「Yahoo! Search Technology」（YST）をサードパーティーに対してかつてないレベルまで公開し、ウェブ検索結果の表示順位の変更や表示方法の管理などを行なえるようにするプラットフォームだ。開発者や企業はYahoo! Search BOSSを利用して、世界規模の検索体験を独自に構築し、検索業界に揺さぶりをかけることができる。
Yahoo! Search BOSSを活用することにより、開発者や企業は、ウェブ検索体験を構築するのに必要な莫大な費用を負担せずに、YSTを今までに例のないレベルで利用できる。このプラットフォームを利用するパートナーは、業界トップクラスの検索結果を提供する機会を得ることになる。ウェブ検索結果の表示方法や表示順位を制御できるほか、1日に処理できる検索クエリも無制限になる。開発者はこのフレームワークによって、Yahoo! Searchのウェブ、ニュース、画像のインデックスを、ウェブ上のあらゆるデータソースと融合できる。将来的には、Yahoo! Searchの他のインデックスも利用可能になる見込みだ。
今後数カ月の間に、パートナーや開発者は、Yahoo!の検索広告やその他の広告モデルを利用して、Yahoo! Search BOSSから利益を上げ、検索ベースの収入源を作れるようになる。
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