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eMusic.comがサイトのリニューアルに着手――YouTubeなどのコンテンツも利用可能に
By クリスティーナ レデスマ | 2008年 7月 24日
インディーズ音楽のダウンロード販売を手がけるeMusic.comは7月22日(米国時間)、ウェブ上で音楽と出逢う場所になることを目指して、ウェブサイトの大幅リニューアルに着手した。新たにWeb 2.0機能を搭載することで、ウェブ上にある関連コンテンツを取り込んだり、ユーザーが主なソーシャル・ネットワーク・サイト(SNS)やソーシャル・ブックマーク・サイト、ブログを通じて、新しく出逢った音楽を友人と共有したりできるようになり、他のサイトよりも豊かな音楽環境をユーザーに提供していく。
新機能の追加は、オンライン音楽の小売形態を破壊するものであり、また、SNSやブログの人気が高まったほか、単にウェブ上で多くの情報が入手できるようになったおかげで、新しい音楽に出逢うという消費者の行動が変化していることを認識したものだ。
新機能はまず、リニューアルされたアルバム・ページに導入される。eMusicサイトでもっとも人気の高いページだ。eMusicの顧客は、アルバムに関する情報や収録曲リストをページ上で見るだけでなく、調べている楽曲のアーティストについて、「YouTube」「Flickr」「Wikipedia」からインポートしたコンテンツを見ることもできるようになる。
であるeMusicの顧客は「流行の作り手」として、自分たちが見つけた音楽をeMusicコミュニティー外の人たちと共有することもできるようになった。ユーザーは、アルバム・ページをブックマークしたり、そのアルバム・ページを「Facebook」「Digg」「Del.icio.us」「Twitter」「StumbleUpon」など、人気の高い18のソーシャル・メディア・サイトにフィードしたりすることが可能だ。eMusicでは、対応するサイトを順次追加していく予定だ。
Topics: ウェブ, オンライン・ミュージック |
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