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北京五輪を中国でウェブ放送、CCTV.comとAdobeが提携
By デニス ボーチャンド | 2008年 8月 5日
Adobe Systemsは8月4日(米国時間)、CCTV International Networks(CCTV.com)と戦略的な関係を結び、2008年北京オリンピックの映像をウェブ配信すると発表した。CCTV.comの「Olympic Network TV Station」は、Adobeの「Flash」および「Flex」の技術を使って次世代オンライン体験を提供するもので、中国本土およびマカオの数百万人のスポーツファンに向けて大会映像を配信する。CCTV.comは、中国本土およびマカオにおける2008年北京オリンピックのオンライン配信権を所有している。Olympic Network TV Stationによって配信される数千時間に及ぶ大会映像によって、スポーツファンは好みのオリンピック競技、選手、各国のチームを視聴することができる。
Olympic Network TV Stationの特徴は次のような点にある。
- Adobe Flexによって作成されAdobe Flashの技術によって配信されるウェブ体験を提供する。これには、CCTVのオリンピック・メディアチームの手による、競技の結果、成績データ、選手の詳しい経歴、ルール、専門的な分析に加えて、オリンピック体験を友人と共有したいと考えるスポーツファンのためのソーシャルネットワーク機能も含まれる。
- 競技の全映像、ハイライト、特集、インタビュー、アンコール放送など、5000時間(国際オリンピック映像が3800時間、CCTV独自の映像が1200時間)におよぶ、著作権を保護されたビデオコンテンツをオンデマンドでストリーミング配信する。
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