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一般公開された「Yahoo! Buzz」はサイトのトラフィック向上に結びつくか?
By Andrew G. R. | 2008年 8月 20日
2月にベータ版が公開されたものの、Yahoo!のユーザー参加型ニュースサイト「Yahoo! Buzz」は、あまり大きな噂にならなかった。1つには、ここにストーリーやテキスト、ビデオを投稿するよう招待されたコンテンツ・パブリッシャが100社に限られていたことも原因だった。
しかし、Yahoo!は8月18日(米国時間)、Yahoo! Buzzの扉を万人に向けて開放した。これからは誰でもYahoo! Buzzにニュースを投稿できる。
ただし、「Digg」や先頃閉鎖した「Thoof」とは違い、Yahoo! Buzzでは編集者による選別が行われる。つまり、人間の目による審査にパスしないと、掲載されないということだ。現代のウェブサイト・オーナーたちの中には、こうした仕組みを敬遠するものもいるだろう。だが、投稿記事がYahoo!のトップページに載るかもしれないとあっては、魅力的な話だし、ブロガーならば当たりが出るまでサイコロを振り続けたくなる。
Yahoo! Buzzをよく知らない人のために、同サイトに掲載されている紹介文をちょっと引用してみよう。
最高のソーシャル・ニュースサイト――すべてがユーザーの意見によって決まります
- どんな話題でも取り上げることができます――主要なニュースサイトに上がっている大きなニュース、無名サイトに載ったすぐれたコンテンツ、面白ビデオ、読み逃すのは惜しい素敵なブログなど、なんでもかまいません。
- 上位にランクされる記事を決めるのは、編集者でなくユーザーです。
Yahoo! Buzzの仕組み
- まず、人々がYahoo!で検索している最も人気の高い話題を決定します。
- 次に、実際の投票や、友人にその記事を電子メールで送るといった行動を基に、その話題に関して一番人気を集めている記事をYahoo! Buzzで紹介します。
- 最も人気を集めた記事はYahoo!のトップページに掲載されることがあります――あなたの意見が反映された記事を、何百万人という人がYahoo!で目にするかもしれないのです。
Yahoo! Buzzの効果を身をもって経験した人がいたら、是非感想を聞かせて欲しい。
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