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Googleが地熱発電技術に1025万ドルを投資

By クリスティーナ レデスマ | 2008年 8月 20日

Googleの慈善事業部門である「Google.org」が画期的なエネルギー技術、「Enhanced Geothermal Systems」(地熱涵養技術:EGS)に1025万ドルを投資すると発表したことから判断すると、少なくともGoogleがエネルギー問題を気にかけてはいるのは確かなようだ。

EGSは、地熱エネルギーの可能性を桁違いのスケールに拡大する。従来の地熱技術は、自然発生する蒸気の噴出孔や温泉の発見に頼っている。これに対して、EGSは、水圧破砕技術で高温岩体に熱交換システムを造成し水を循環させ、発生した蒸気を利用して標準的なタービンで発電を行なうことによって、こうした環境を再現する。

Googleの「Renewable Energy Cheaper than Coal」(石炭より安価なリニューアブル・エネルギー)プロジェクトは、太陽熱発電、高度な風力発電、EGSなど有望な画期的技術に重点的に取り組んでいる。Googleは、数十年単位どころか数年単位程度の近い将来に、サンフランシスコと同程度の規模の都市に電力を供給するのに十分な1ギガワットのリニューアブル・エネルギーを生成することを目標にしている。

「EGSはエネルギー界の『キラー・アプリ』になるかもしれない。潜在的には、莫大な量の電力を毎日24時間、世界中どこででも得ることが可能だ。それに、太陽や風といった利用できない場合のあるエネルギー源を補完するのにもってこいだ」と、Google.orgの気候ならびにエネルギー計画担当ディレクター、Dan Reicher氏は語る。

原文(English)

Topics: 環境, 技術 |

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