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「iPhone」用のPandoraアプリが200万ダウンロードを達成
By デニス ボーチャンド | 2008年 12月 8日
聞き手の好みに合わせて配信される曲が変わり、インターネットラジオの分野でトップを走るPandoraは、ほとんどの企業が夢見るだけに終わる偉業を5カ月足らずで達成した。Appleの「iPhone」で最も多くダウンロードされた無料アプリケーションの1つになったのだ。
Pandoraが200万ダウンロードという偉業を達成できたのは、Appleが12月1日(米国時間)に「iTunes Store」の年末特別セクションとして新設した「Top Apps」カテゴリーのおかげもある。2008年に最も多くダウンロードされたアプリケーションを示すTop Appsでは、無料アプリケーション部門でPandoraが首位に輝くという栄誉を得た。
モバイルマーケターにとっては、夢のような現実でもある。携帯端末を積極的に利用している米国内の多くのモバイルユーザーに到達する手段だけでなく、Pandoraのターゲティング機能により、明確に分類されたオーディエンスに合わせて広告メッセージを細かく調整する手段も手に入ることになるからだ。また、同アプリケーションが200万回ダウンロードされたということは、米国のiPhoneユーザーの約5人に1人がPandoraのサービスを利用してるということになり、このこともモバイルマーケターにとっては歓迎すべき情報だろう。PandoraのiPhone用アプリケーション利用者は、7月以降に同社のサービスを利用し始めた新規ユーザー全体の3分の1を占めている。このアプリケーションのおかげでPandoraの登録ユーザー数は大きく伸び、2008年内には登録ユーザー数2000万人を達成できそうだ。
現在、iPhoneでPandoraのサービスを利用しているユーザーは、1日につき平均90分、同アプリケーションを使っている。広告インプレッション数に換算すると、1日につき約120万回という計算になる。利用者の平均年齢は34歳で、その内の4分の3は男性だ。
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