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動画識別技術のAnvato、シリーズA資金調達で200万ドルを獲得
By デニス ボーチャンド | 2008年 12月 12日
動画識別技術で知られるAnvatoは12月11日（米国時間）、同社独自の動画識別および収益サービスの立ち上げに引き続き、シリーズA資金調達ラウンドにおける400万ドルのうち、200万ドルを獲得したことを発表した。Anvatoでは動画の分析にコンピューターによる視覚情報処理機能を利用しており、動画内部へのメタタグや電子透かしの埋め込みを必要としない。Anvatoはこの技術を使ってインターネット中の著作権で保護された動画を追跡し、一箇所からそれらの動画の流通や収益化を管理する。Anvatoを利用すれば、パブリッシャーは自らも配信業者もともに、法的責任を果たすことによって利益をあげられる広告を選ぶことができるようになる。
このラウンドの主幹事投資会社は、技術投資グループのOxantium Venturesだ。
Anvatoは今回の資金調達を利用して、動画パブリッシャーが文脈型広告を通じ、自分たちのオンライン動画を追跡したり収益を得たりする動画広告プラットフォーム「AdMatch」を立ち上げると語った。
Anvatoにはすでに同社の「ContentID」により、主要な全国放送ネットワークチャンネルの生放送を含むどんな動画もインデックス化し、「YouTube」「Veoh」「DailyMotion」といった、オンラインの動画配信サイトにおける露出を追跡することのできる独自のサービスがある。AdMatchはこのサービスをさらに拡大し、動画パブリッシャーが適切で控えめな広告を動画に挿入し、それらのコンテンツのバイラルな配信から利益を得られるようにする。
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