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AdobeがLinux用AIRのアルファ版をリリース
By クリスティーナ レデスマ | 2008年 4月 1日
Adobe Systemsは3月31日(米国時間)、Linux OS用の「Adobe AIR」アルファ版を「Adobe Labs」で提供開始したと発表した。これによりLinuxの開発者コミュニティーは、HTML、Ajax、「Adobe Flash」「Adobe Flex」など実績のあるWebテクノロジーを使って、OS横断的にデスクトップに配備できるリッチ・インターネット・アプリケーション(RIA)が開発できる。RIA開発者は、プラットフォーム別に追加でコードを書かなくても、Adobe AIRを使ったデスクトップ・アプリケーションのリーチをLinuxユーザーにまで広げることが可能になり、各自のブランドを冠した革新的なデスクトップ・アプリケーションへのアクセスを提供できるようになった。これまでこれは、MacユーザーとWindowsユーザーに限定されていた。
Adobeはまた、Linux用の「Adobe Flex Builder 3」のアルファ版へのアップデートも発表した。Linux用AIRアルファ版と同じく、Adobe Labsで入手できるという。Flex Builder 3アルファ版では、Adobe AIR上で動作するアプリケーション作成のサポートが追加されている。FlexとAdobe AIR、それに「Adobe Flash Player 9 for Linux」を組み合わせれば、十分なサポートが保証された無料のRIA開発プラットフォームとなり、開発者はブラウザおよびデスクトップ横断的に、Linux全般でRIAの構築、デバッグ、配備が可能になる。
Topics: 技術 |
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