« 旅行情報サービスのilohoがフライト情報検索機能を追加 | Home | FixYaの家電製品問題解決コミュニティにBest Buy、Geek Squadが参加 »
MLB.TV、2008年公式戦全試合にSwarmcastのストリーミング技術を採用
By デニス ボーチャンド | 2008年 5月 1日
Swarmcastが4月28日（米国時間）、同社のストリーミング映像配信プラットフォーム「Autobahn」がMLB.comの「MLB.TV」で採用され、2008年レギュラーシーズンを通じて、MLBの公式戦全試合がインターネットでライブ中継されることになったと発表した。しかも配信映像は、1.2Mbpsの高品質ストリーミング映像だ。これによりMLB.comでは、毎月数千万人が訪れる同サイトのユニークユーザーに対して、MLBの全2430試合、合計1万時間以上がライブ配信される。これは、インターネットTVにおける世界最大規模のライブ・ストリーミング配信だ。
Autobahnは、Swarmcastが特許を取得しているマルチソース・ストリーミング技術を基に構築されたもので、既存のソリューションよりはるかに高いレベルの品質と信頼性、スケーラビリティーを提供する。通常のストリーミング配信では、サービスの提供中に再バッファリングなどの映像が途切れる現象が発生し、オンラインビデオの視聴体験の満足度を阻害している。Autobahnは、複数のコンテンツ・デリバリー・ネットワーク（CDN）を1つにまとめることで、従来のストリーミング技術の制約を回避し、視聴者が各人の利用する帯域幅において最高品質の動画を確実に見られるようにした。MLBの今シーズン公式戦開幕日には、170万人がMLB.TVとSwarmcastのライブ中継で試合を観戦し、開幕初日の視聴者数としては過去の記録を大きく更新するトラフィックを記録した。
Comments are closed.
