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オンラインメディアへの移行が進む自動車ディーラーの広告戦略
By デニス ボーチャンド | 2008年 3月 12日
調査会社Kelsey Groupが発表した最近の調査によると、今後1年間に自社のウェブサイトでインターネット動画を使ったマーケティングの計画があると答えた自動車ディーラーは59%に上る。現時点でインターネット動画を導入しているディーラーは全体の33%で、これが1年間で大幅に増加することになる。また、同じ1年間に顧客による評価やレビューを利用すると答えたディーラーは29%から43%へ、ソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)の利用も15%から33%へと共に上昇する見込みだ。
自動車ディーラーのメディアミックス戦略は、全体的にオンラインにシフトしつつあるようだ。今後1年間で、62%のディーラーがオンラインメディアへの支出を増やす予定だと回答しているのに対し、従来型のメディアへの支出を増やすとしたのは17%にとどまっている。そればかりか、自動車ディーラーの46%が従来型メディアに対する支出削減を計画しており、オンラインメディアに対する支出削減を予定しているのはわずか8%だった。
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