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一流大学の教育ツールとしても広がるオンラインビデオ
By レオ ブランコ | 2008年 1月 11日
オンラインビデオが、アマチュア制作ビデオや海賊版ビデオの娯楽目的での共有に使われていた日々は終わった。いまや、マサチューセッツ工科大学(MIT)、イェール大学、ノートルダム大学、ジョン・ホプキンス大学、スタンフォード大学といった一流大学が、オンラインビデオという技術を活用し、世界中のコミュニティに知識を提供している。
現在のところ、最大のオンラインビデオ・データベースは、「OpenCourseWare」と呼ばれるMITの無料オンライン講義だ。物理学のWalter Lewin教授が命の危険をも顧みずに力学的エネルギー保存の法則を説明する上の写真も、OpenCourseWareの講義で提供されている。
さらに、「iTunes」には「iTunes U」という高等教育特化セグメントがあり、28の大学がそこで、オンラインのこうしたビデオコンテンツやオーディオコンテンツを無料提供している。
イェール大学では、「Open Yale Courses」と呼ばれる無料講義を、オンラインコミュニティで簡単に共有できるようにするウィジェットまで開発されている。さらに重要なのは、こうした無料講義が、さまざまな組織や団体との提携を通じて、世界中で受けられることだ。
今度YouTubeでおもしろいビデオをチェックするときには、ついでにちょっと上述のサイトのいずれかを訪問して、学術の世界も少し深く覗いてみてはどうだろうか?
この投稿は「IBLNEWS」の記事を参考にした。
Topics: 動画 |
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