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中国、五輪開催でインターネット規制を緩和か
By レオ ブランコ | 2008年 2月 6日
北京オリンピック開催まであと184日となったが、ひょっとすると中国政府はインターネット検閲を緩和するかもしれない。しかし、あくまでも「かもしれない」というだけの話なので、ぬか喜びは禁物だ。
とはいえ、BBCや人権擁護団体、反共産主義団体などの禁止サイトにとっては、これまで入り込めなかった中国のオンライン社会に足を踏み入れられるかもしれないという希望があることを意味する。
世界中で2万人以上のジャーナリストが、この大イベントを取材すると見られている。中国政府のやり方を知っていれば、このような突然の心変わりには必ず既得権益がからんでいると予測がつくだろう。
中国オリンピック委員会の広報担当責任者Wang Hui氏は、Agence France-Presse(AFP)の記事で次のように語っている。「われわれは現在、ジャーナリストの意見や他国の経験に関する調査結果を参考にしながら、この問題を検討している。したがって、オリンピック開催中になんらかの変化が起こる可能性はある。これはオリンピックがきっかけとなって中国が前進する可能性のある1つの方向性だ」
つまり、希望は持てそうだということだろうか? だが誤解しないでほしい。中国はその可能性はあるとしながらも、まだ何の約束もしていない。どのような展開になるかはっきりするまで、あまり期待しないほうがいい。
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