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英国政府、テロ対策でインターネットの監視を検討
By レオ ブランコ | 2008年 1月 19日
対イラク問題と対アフガニスタン問題で米国を支持して以来たびたびテロの被害に遭ってきた英国政府が、インターネット上に散在するテロリストのコンテンツ抑制に乗り出そうとしているようだ。
率先して取り組んでいるオンライン児童ポルノ対策に従うと、唯一可能な方法はインターネット・コンテンツのフィルタリングだが、英内務大臣のJacqui Smith氏は計画の詳細を明らかにしなかった。
だが、インターネットの監視が実施されているのは中国だけだ。それ以外の国々でも同様の取り組みが試みられたが、言論の自由を保障する法に触れるため、取り組みは成功していない。
ニュース報道によると、Smith内相は、英国政府が計画の実施に関してインターネット業界と緊密に協力していることを明らかにした。一方、英インターネット・サービス・プロバイダ協会は、計画が実施されればプロバイダに対する訴訟が増えるかもしれないと懸念しているという。
こうした潜在的な問題があるにもかかわらず、限界に挑もうとするSmith内相の努力と粘り強さを評価せずにはいられない。
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