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Wikipedia共同設立者が悪名高き元カノと演じる修羅場
By レオ ブランコ | 2008年 3月 6日
Wikipediaの共同設立者Jimmy Wales氏が、煩わしい手間をかけずにガールフレンドと縁を切る最低の、しかも費用効果が高い方法を発見した。別離宣言をWikipediaで発表して、全世界に知らせるというものだ!
Wales氏は、カナダのTVパーソナリティRachel Marsden氏とはもうつき合っていないという声明をWikipediaに掲載し、まさにこの通りのことを実行した。(注:この声明はすでにWales氏個人のブログに移されている)。
まず、私の性生活に本気で関心をもつ人がいるなんて考えにくいのだが、事実関係を整理しておこう。妻とは別居している。2008年2月9日の金曜日に、1度Rachel Marsden氏と会ったが、そのとき自分はまったく独身の気分だった。もうRachel Marsden氏との関係はない。私が「昨年の秋から」彼女と付き合っている、というようなゴシップ記事がいくつか出ているが、それはまったくのでたらめだ。
残念ながら、Wales氏は「恋人に捨てられた女ほど恐ろしいものはない」という名言をよくご存じなかったのかもしれない。この言葉とてWikipediaに載っていることを考えると、なんとも皮肉なことだ! さらに面倒なことに、Wales氏は「戦に勝つにはまず敵を知らなければならない」という孫子の兵法にも通じていなかった。この一件について言えば、捨てられたMarsden氏は以前、別れたボーイフレンドに嫌がらせ行為をしたことで悪名高い女性だ。Marsden氏はこの事件で、2004年に1年間の保護観察付きで条件つき釈放処分を受けている。
そのMarsden氏が、今度はもっと巧妙な戦術でWales氏に恥をかかせるべくオンラインの世界に帰ってきた。Marsden氏は現在、eBayでWales氏のTシャツとジャンパーを競売にかけている。あるニュースサイトの記事によると、問題のTシャツはすでに1万2000ドルの値がつき、ジャンパーも入札価格が800ドルまで上がっているという。Marsden氏はまた、シリコン・バレーの噂話を扱うブログ「Valleywag」とも手を組み、Wales氏とIMでどんなやりとりをしたか、その記録を公開している。
Topics: インターネット |
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