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本人の死後にメールや手紙を届ける、Last Postの新サービス
By デニス ボーチャンド | 2009年 2月 27日
大切な人との思い出を支援するウェブサイトLast Postが、電子メールと手紙による新たなサービスを開始した。
このサービスを利用すれば、ユーザーは自分の死後すぐに、最大10通まで無料で電子メールを送信でき、何年もあとの配達に備えて手紙を保管しておくことができる。手紙は、記念日や誕生日、結婚、誕生、卒業などの特別な日に合わせて送ることもできる。
Last Postの創設者で最高経営責任者(CEO)のAndrew Campbell氏は次のように語っている。「世界保健機関(WHO)の推計では、30秒に1人が交通事故で亡くなっている。さよならを言うチャンスもないというのは、愛する人を失う悲しみを、さらに辛く耐えがたいものにするものだ。われわれのサービスは、送り主に心の平和を、受け取る側の人に心の支えと勇気を与えるものだ」
「自分より歳の若い家族に向けて手紙を保存しておくことで、送り主は、自分が生きてその場にいられなくても、心では人生の重要なイベントに立ち会える」とCampbell氏は話す。
「Last Post」は、英国、欧州連合(EU)、および米国におけるLast Post Limitedの登録商標だ。2006年にAndrew Campbell氏によって創設され、英国のロンドンに本社を置く同社は、予約配信メールの最も大規模で最も安全な保管場所の構築を目指している。
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