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「Google Video」、ビデオの販売およびレンタルサービスを打ち切り
By リザ サンチェス | 2007年 8月 15日
Google Videoが8月15日(米国時間)で、ビデオの販売およびレンタルサービスを打ち切る。開始から9カ月での終了ということになる。有料ビデオサービスは打ち切られるが、ベータ版の無料サービスは継続される。
今回の措置により、Googleからビデオコンテンツを購入・レンタルしていた利用者は手持ちのビデオクリップを視聴できなくなる。さらに、7月18日以前に購入されたビデオについては、代金の払い戻しは行なわれず、「Google Ceckout」アカウントのクレジットで調整されるという。
「GoogleとYouTubeは、ビデオ配信のためにAdSenseを試験運用したり、YouTubeでさまざまな広告フォーマットを試したりして、オンライン・ビデオコンテンツから収入を得るさまざまな方法を模索しているが、初期の結果は非常に励みになるものだった。広告によって収入を得るビデオ関連ビジネスモデルの構築を見直し、Google VideoのDTO/DTR(download-to-own/rent)機能を取り除くことに決めた」と、Googleの広報担当者Gabriel Stricker氏は、Computerworldへの電子メールに書いている。
今回の動きは、GoogleがYouTubeを買収した時点ですでに予想されていた。今後はGoogle Videoをビデオ検索エンジンとして売り込む計画で、一方のYouTubeはビデオのホスティングと共有を柱としている。
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