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ライブストリーミング・プラットフォームのMogulus、ベータ版を一般公開
By クリスティーナ レデスマ | 2007年 11月 16日
ニューヨークに拠点を置くインターネット新興企業のMogulusは11月14日（米国時間）、画期的なライブストリーミング・プラットフォームのパブリックベータ版を公開した。このプラットフォームによって、PCとウェブカムそして高速なネット接続を組み合わせれば、数百万ドル規模のテレビ局のような番組の放送を、誰でも行なうことができるようになる。
Mogulusの設立者で、最高経営責任者（CEO）を務めるMax Haot氏によると、プライベートベータ版として公開されていた過去4カ月では、参加した1万7000人以上のプロデューサーたちが、1万8000を上回る年中無休のライブチャンネルを作成し、月間1200万分を超える番組が配信されたとのことだ。
Mogulusのプラットフォームでは以下が可能になる。
- 年中無休の計画的放送リストの運営。視聴者は全員同じコンテンツを視聴し、コンテンツについてチャットできる。一方、管理の全権を持つ「チャンネル・オーナー」は、いつでもライブで放送に割り込むことができる。
- 大手テレビネットワークのように、放送で使用されるグラフィックス（ニュース見出しなどのティッカー、画面の端の小さなロゴ、コマーシャル・バンパーなど）を自分のチャンネルに挿入できる。
- リアルタイムで複数のプロデューサーたちとコラボレートし、チームの誰でもが世界中のどこからでも同じチャンネルを同時に管理できる。
- 世界中のさまざまな場所に置かれた複数のライブカメラ間で映像をミックスし、ウェブ上のビデオ映像を、シンプルなドラッグ・アンド・ドロップ操作によってアップロードやインポートできる。
これらすべての機能を実現するのは（「Adobe Flash」ベースの）「Mogulus Studio」アプリケーションだ。プロデューサーたちは「Mogulus Player」という番組再生用のウィジェットを埋め込んだり、「Facebook」も含めたネット上のあらゆるサイトに配布したりすることができる。
「Joost」、「Brightcove」、「BlipTV」のような他のオンラインの動画共有サイトとは異なり、Mogulusは「テレビ的な連続性」という点に力を注いでいる。つまり、ユーザーがこれまで居間でテレビを見ていたのと同じスタイルで、インターネットでチャンネルを合わせ、生放送や放送時間の決まっている番組を楽しむのだ。
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