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中国政府に迎合する米国企業
By レオ ブランコ | 2007年 11月 20日
「The Seattle Times」紙のコラムニストPeter Navarro氏が米国のビジネススクールを非難している。中国のような腐敗した全体主義的なグローバルビジネス環境における行動規範について、企業幹部たちに適切な指導を怠っているというのだ。
同氏はさらに、中国との経済的および政治的な付き合い方に関する議論の輪を広げるべきだと呼びかけている。
そうした議論がなされてこなかったため、道徳の退廃が見られるようになった。そのことを如実に示したのがYahoo!だ。同社が中国政府の片棒を担いだせいで、ビジネスジャーナリストのShi Tao氏と民主化運動家のブロガーWang Xiaoning氏は、10年間もの投獄生活を送った。
Navarro氏はまた、Skype、Cisco、Google、Microsoftなどの米国企業が中国政府のインターネット検閲に手を貸しているとも述べている。
この道徳の退廃をもたらしているもう1つの重要な要因を付け加えたい。それは貪欲だ。インターネット利用者が急増し、発展著しい中国は、非常に収益性の高い市場だ。わずかな情報の見返りとして大きな契約を得ることができるとすれば、多くの利益第一の企業にとっては、抗しがたいほど魅力的なのだ。
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