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SNSのFriendster、ユーザー同士の相性の数値化に関する特許を取得
By デニス ボーチャンド | 2008年 12月 11日
ソーシャル・ネットワーク・サービス（SNS）の「Friendster」は12月9日（米国時間）、米国特許商標局から新たな特許『Compatibility Scoring of Users in a Social Network（ソーシャル・ネットワークにおけるユーザーの相性の数値化）』（米国特許番号 登録第7451161号）の認可を受けたと発表した。
この最新の特許は、相性を算出するのに用いる独自の手法に関するもので、算出にはソーシャル・ネットワークのユーザー同士のやり取りの中で出てくる関心事を利用する。特許の中には、ソーシャル・ネットワークでの2人の間の相性について、両者の関心事に基づいた数値化を行なったり、ソーシャル・ネットワークにおける任意のメンバーに対して、2つの関心事の相関関係を数値化したりするといった内容が盛り込まれている。
Friendsterにとって今回の特許は4件目にあたり、これより以前、2006年と2007年にもソーシャル・ネットワークに関わる3つの特許を取得している：
2006年7月、Friendsterは最初の米国特許である『A System, Method and Apparatus for Connecting Users in an Online Computer System Based on Their Relationships within Social Networks（ソーシャル・ネットワーク内部のユーザー関係に基づいたオンライン・コンピューター・システムにおける、ユーザーを結びつけるためのシステム、手法、装置）』（米国特許番号 登録第7069308号）を取得した。これは、ソーシャル・ネットワーク環境における人々の結び付け方に関するものだ。
続く2006年10月、Friendsterは2件目の米国特許を取得した。ユーザーのプロフィールをテキスト、動画、写真、そして追加コンテンツによって豊かにするプロセスについて明らかにした『Method of Inducing Content Uploads in a Social Network（ソーシャル・ネットワークにおいてコンテンツのアップロードを促す手法）』（米国特許番号 登録第7117254号）だ。
2007年3月にFriendsterが取得した3番目の特許は、『System and Method for Managing Connections in an Online Social Network（オンライン・ソーシャル・ネットワークにおける人間関係を管理するためのシステムと手法）』（米国特許番号 登録第7188153B2号）だ。これは、ソーシャル・ネットワークのメンバーが、自分たちの結びつきを管理することができるようになる技術で、そのための手段としては、たとえば、友人を追加する、オンライン・コミュニティーにおいて築かれた人間関係の整理/順序付け/分類を通じて自分なりの人脈を作り上げる、そういった関係を自由に管理する、などがある。
Topics: Friendster, ソーシャルネットワーク |
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