« Tremor Mediaがターゲティング動画広告でDigitalsmithsと提携 | Home | 学校の思い出を共有できるWalsworthの「ClassScene」 »
TechCrunchのMichael Arrington氏に読者の怒りが集中
By レオ ブランコ | 2008年 1月 31日
TechCrunchの中心人物で、インターネットでトップクラスの影響力を持つとさえいわれているMichael Arrington氏が、読者からあからさまな侮蔑の目を向けられている。というのも、「読者の人気投票の結果と、テクノロジーの分野で指導的な立場の人たちや企業家たちからなるわれわれのコミュニティーからのブログの書き込みに基づいて、テクノロジー推進派の候補者（1党に1人）を選ぼう」という主旨で行なわれた「技術派大統領予備選挙」（Tech President Primaries）のコーナーで、同氏が情報操作とも受け取れる行動を取ったからだ。
投票結果に基づけば、民主党候補にBarack Obama氏、共和党候補にRon Paul氏を、それぞれ勝者として宣言しているにもかかわらず、Michael Arrington氏は、自分独自の分析を投票結果に勘案することにより、ルールそのものを変更してしまうことにした。その結果、Obama氏とJohn McCain氏が、推薦候補として浮上した。
投票した人たちの意見をあからさまに無視するこの行為は、同コミュニティーからの反撃を招き、形式だけの投票システムや、かつては客観的だったこのプラットフォームがどうして「個人的意見を選定」する場に成り下がってしまったかを批判する、怒りに満ちると同時に非常に知的なコメントが多数寄せられた。
残念ながら、オンライン・コミュニティーの心情を読み取り、かつ各候補者の政策を読む際に必要な情報を提供するというこのプラットフォームの目的は、今回の大失態により台無しになってしまった。
Topics: 政治 |
Comments are closed.
